宝塚歌劇95周年記念・「歌劇」通巻1000号記念スペシャル『百年への道』

TOHOシネマズ六本木ヒルズでのライブ中継に行って来ました。一番後ろの席だったのですが、アップ映像が多かったんで、見やすかったぁ。上映中はビールとポップコーンを片手に。こんな宝塚体験は初めて!

一幕
現役ジェンヌから始まります。トップ5人と轟悠が勢揃い。娘役は4人。月組は娘役がいませんものね。ここでお披露目となった星組コンビの柚希礼音と夢咲ねね、雪組トップ娘役の愛原実花。柚希はかなり緊張していたように見えました。もっとTCAスペシャルのようにお遊びの場面があれば楽にできたのでしょうけど。娘役2人は可もなく不可もなく。ただ、華はないですね。かといって、陽月華桜乃彩音にもありませんが。曲は今までどこかで聴いた曲のオンパレード。こういった演目は無条件に楽しめます。もちろん、歌えてることが第一ですけど。
続いて、鳳蘭汀夏子初風諄榛名由梨の「ベルサイユのばら」コーナー。申し訳ないけど、榛名由梨は人前に出ちゃいかんでしょ。スタイルは悪いし、歌も歌えないじゃない。確かに歌劇誌で表紙を数多く飾ったからって、舞台に乗せちゃだめでしょう。4人の中では鳳蘭のスター性と初風諄の歌が良いですねぇ。
続いて、初風諄司会で、現役ジェンヌの春日野八千代先生のトークコーナー。今回の一番の売りだったのかな?随分と時間を割いてました。昭和4年初舞台と言っていたから、今年80周年ですね。それも冠に付けたら良かったのに。すみれコードにひっかかるような内容もちらほら。「犯す」とか「タバコ」とか。
ラストは「ベルばら」からオマージュ。黒燕尾の男役が格好良い。センターにたかこ(和央ようか)さんがいたんだよなぁ…。あ!わたる(湖月わたる)さんもかな?
前日も翌日も東京で公演の宙組トップコンビは、一幕だけの出演だったようです。

二幕
月組として、榛名由梨剣幸真琴つばさの歌唱でスタート。歌劇誌の表紙など見ながら、つまんないトーク。このときも司会は初風諄。こういうときって、鳳蘭が司会をすることが多かったけど、今回は初風諄でした。続いて、宙組として、ずんこ(姿月あさと)、わたるの歌唱。そして、トークでこむちゃん(朝海ひかる)参加。こむちゃん歌わないのだ。まぁ、歌唱力を自分で理解していると言うことかしら?ずんこの歌は宙組第一作「エクスカリバー」から♪未来へ♪。最近歌ってないのかな?ちょっと不安定。でも、現役含めた全出演者の中で歌唱力は一番だわ。組名が決まる瞬間、「宙」が「寅」に見えて驚いた!というエピソードを紹介。続いて、汀夏子初風諄鳳蘭が1人ずつ歌唱とトーク。さらにおまけ、司会が真琴つばさになり、紫苑ゆう登場。男役風な衣装を新調して、まるで現役生であるかのようなスタイル。ちょっとで良いから舞台に立ってくれないかしら。続いて轟悠と同期トークと初舞台の歌を披露。以前からここにも書いてるけど、轟悠は全然声が出なくなってる。彼女から歌を取ったら何も残らないのに…。
そして、現役生徒さん登場。トップさんらが歌い継いでフィナーレへ。曲はもちろん♪すみれの花咲く頃♪何と、エトワールとしてここでも初風諄。ここまで出過ぎると飽きてしまいますが、花總まりのような現役娘役がいないのだ。

上でも書きましたが、春日野先生のトークがこの公演の一番のヒットだったわ。あんなに楽しい人だとは。

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