Pal Joey

彩吹真央桜乃彩音の退団後初ミュージカル。以下公式からあらすじをコピペ。坂本はジャニーズの中では唯一ジャニーズ色のないミュージカル俳優。遜色全くなく軽やかに演じている。こういう役は彼に合ってる。そして、彩吹は格好こそだるま姿になってはいるが、発声も仕草も特段女らしさを求められているない役。退団後の初ミュージカルとしては良い選択だったのではないか。桜乃は今までどこかで観たような役。これも彼女にとっては良い選択だったのだろう。

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1930年代、シカゴ。

流れ者のクラブシンガー、ジョーイ・エヴァンス(坂本昌行)。彼はいつの日か自身の店を持つことを夢みつつ、甘く巧みな言葉で、女性を誘惑するプレイボーイ。

ジョーイは新天地、シカゴの寂れたチープなナイトクラブで、MCとして採用される。その店で、昔別れた恋人、グラディス・バンプス(彩吹真央)と運命の再会をする。彼女はクラブのスター歌手。過去、ジョーイに捨てられたグラディスだが、まだどこかジョーイに惹かれている。

ある晩、ジョーイは街のコーヒーショップで、同じくシカゴにやってきたばかりの、リンダ・イングリッシュ(桜乃彩音)と出会う。得意の饒舌で彼女の気を惹くジョーイ。二人の会話は次第にはずみ、リンダはジョーイにほのかな恋心を抱くようになる。

一方、ジョーイはクラブに訪れた大富豪のヴェラ・シンプソン夫人(高畑淳子)にも挑発的な態度でせまるが、ヴェラはそれを軽く受け流し悠々と席を立って出て行ってしまう。上客を逃してしまった事に激怒するクラブのオーナー、マイク(青山明)にジョーイは平然と言う。「彼女は必ずまたやってくる。明日の晩。誰か俺の賭けに乗るか?」。誰も彼の側に乗る者はいないが、そこにグラディスが口を挟む。「あたしが乗るわ、彼に」

マイクは渋々、彼に一日の猶予を与えるが、ヴェラは結局店に現れずジョーイはクビになる。意気消沈しているジョーイを慰めようとするリンダ。翌日、ジョーイ最後のステージが始まり、ダンスが盛り上がり音楽が最高潮に達したその時・・・ヴェラが現れる。ジョーイは賭けに勝ったのだ!

ジョーイはヴェラに連れられ、ショーで着るスーツの仕立て屋を訪れるが、偶然そこで働いていたリンダと鉢合わせ。女の勘でリンダのジョーイに対する想いに気付いたヴェラは、ジョーイがまるで自分ととても深い関係であるかのような態度をリンダに見せつける。立ちすくむリンダ。

一方、ヴェラの投資で、念願通り自分の店「Chez Joey(シェ・ジョーイ)」を手に入れたジョーイ。クラブは連日大盛況だが、ジョーイは満足していない。ありきたりのショーばかりではつまらない。独創的な新しいアイディアのショー・・・。苛立つジョーイはグラディスと激しい口論となり、挙句の果てには彼女をクビにしてしまう。憤るグラディスはマイクをけしかけジョーイへの仕返しを画策するが・・・。



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