レ・ミゼラブル

とうとう舞台版の映画化です。製作はキャメロン・マッキントッシュ。鑑賞前の情報の中で、ミュージカル初演でジャン・バルジャンを演じたコルム・ウィルキンソン (Colm Wilkinson)が司教様であること、キャストが実際に撮影の場で歌っているシーンを使うこと、これが何よりの見どころかな、と思ってました。


内容は確かに舞台版ですが、ところどころが端折られていたり、バルジャンがコゼットを連れて行くシーンで新曲が追加されていました。原作を読んでいるか、舞台を観ていないと時代の流れに付いていけないかもしれません。
さて、役者ですが、ウィルキンソンはラストを高音で歌っていなかったので、舞台だったら拍手がない場面になってしまうでしょう。もうお声がでないのでしょうか?25周年記念コンサートでも主役としては出ていませんでしたし。彼以外にも舞台から映画版にも出ているキャストがいました。これはミュージカルファンにはおいしい情報ではないでしょうか?コンブフェールはわかっても、売春婦と軍士官役は探せるのでしょうか?ここには名前がありませんが、エポニーヌ役のサマンサ・バークス(Samantha Barks)は舞台でエポニーヌを演じ、25周年記念コンサートでも歌っています。



wikiより…ミュージカル版と重なるキャスト
ジャン・バルジャン:コルム・ウィルキンソン(本作では司教役)
エポニーヌ:フランシス・ラッフェル(本作では売春婦)
アンジョルラス:キリアン・ドネリー(本作ではコンブフェール役)
ジャベール、マリウス:ハドリー・フレイザー(本作では軍士官役)


舞台役者以外の歌の話に…

ヒュー・ジャックマンは地元でもブロードウェイでも舞台に立ってますからお墨付き。まぁ、芝居がかり過ぎてはいますけれど。全く前情報のないのがラッセル・クロウ。なかなか低音までよく出てましたね。最近のジャベールでは岡幸二郎並に低音を伸ばせていて感動しました。病院のシーンですね。あそこが私的なジャベールの良し悪しの決め手なのです。また体格が良すぎたままで全然歳を歳を取りません。絶対にバルジャンより力があると思わせます。


まだ色々と書きたかったのですが、いずれまた…。


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