出口のない海


ミュージカルの後には、全く雰囲気の違う映画を見て来ました。
歌舞伎俳優、市川海老蔵初主演の映画です。
第二次世界大戦中の人間魚雷、回天のお話。
ラストが哀しいだけの作品が多い戦争映画ですが、
この作品は何か考えさせられる、考えなくてはならない、と思うような作品です。
並木浩二@市川海老蔵はヒーローではないのです。
爆弾を積んだ回天に乗り込み、敵艦に激突する…はずが、
海の底に沈み、そのまま彼は死んでしまいます。
何のために彼は厳しい訓練を耐え、複雑な操縦を覚えたのでしょう?