愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム−男の美学−

こちらは芝居もショーも楽しかったのですが、仕事やらチケット難やらでリピートできないのが残念。芝居直前にお弁当を食べていて、お腹が一杯で睡魔に襲われてしまい、結果、陽月と和、そして涼とのストーリーが丸々抜けています。が、それでもストーリーは分かってしまうのが宝塚の良いところ。この芝居はグランドホテル形式なのか?メインキャスト以外のストーリーもあるようです。お芝居はセットを見て「ペテン師と詐欺師」を思い出しました。どちらもシンプルな白い階段のセット。ストーリーのラストは聞いてはいたけど、やっぱりわたる(湖月)には白羽を選んで欲しかった。スカイステージの座談会で少しは理解もしたけれど…。とうこ(安蘭)は一番の儲け役。わたるよりも目立っていて…。プロローグで紗幕の奥にはわたる?と思ったらとうこがいるなんて。あの開幕のアナウンスの中での出では、一般ファンは彼女をわたるだと勘違いしそう。
ショーは何て楽しいのでしょう。わたるがチャイナ服、そしてガウチョ、と続いたので、何で踊れない衣装を着させるのか?と思ったけれど、その後、続く、続く、ダンスシーン。ダンスはわたる、歌はとうこちゃんで、パートも上手く分かれていて、「all by myself」なんて、あまりに上手すぎて聴いてるだけで涙が出てしまって…。
最後の公演がわたるらしくて良い演目になりました。