王の男

2005年韓国で大ヒットした映画。出演のイ・ジュンギが注目されて、その美しさにヴィジュアル系好みの私は一目ぼれしてしまいました。韓国ドラマは、はまるとお金がかかる(演劇にお金をかけすぎているのでしょうけれど…)ので、お金をかけずに楽しめるテレビだけ…のつもりだったのですが、どうしてもイ・ジュンギの美しさを見たくて映画館に来てしまいました。ちょうど、梅田遠征中という、浮き足立った気持ちがさらに足を進めたのかもしれません。
さて、映画のほうはもっと同性愛色が強いのかと思っていたら、政治色の強い作品でした。母を実の祖母に殺され、先王を慕う家臣らに囲まれて、追い詰められていたヨンサングン(燕山君)@チョン・ジニョンが、唯一心を開くのが芸人のコンギル@イ・ジュンギ。特に性的な結びつきではなく、精神的に王が依存していたよう。最後は反逆が!というところで映画は終わりました。