クラシカルディナーショー≪祈り≫

岡幸二郎の…とはどこにも書いてなくて、東京會舘「クリスマスクラシカルディナーショー」となってました。それでも、MCでは全て岡さんが進行してました。出演は、岡幸二郎シルビア・グラブ新妻聖子の3人。
今までの岡さんのディナーショーでは、ポップスを中心にしたものが多かったのですが、今回はまるでタナボタ企画の「Nothing But Musicals」のように、クラシックとミュージカル作品の曲を歌い繋ぐものでした。11月に発売したCD、服部良一関連の曲はありませんでした…。シーズンですので、クリスマスメドレーが幕開きに。

では、曲をご紹介。
♪クリスマスソングメドレー:全員
♪祈り「ショパン夜想曲」:聖子
♪ピエ・イエズ:シルビア
誰も寝てはならぬ「トゥ・ランドット」:岡
♪めぐり逢い:岡
♪ジュピター:シルビア
♪タイム・トゥ・セイ・グッバイ:聖子
♪ともにいてアルゼンチーナ「エビータ」:聖子
♪彼を帰して「レ・ミゼラブル」:シルビア
♪時が来た「ジキルとハイド」:岡
♪その目に「ジキルとハイド」:シルビアと聖子
♪ワンナイトオンリー「ドリームガールズ」:シルビア
♪命をあげよう「ミス・サイゴン」:聖子
♪ザ・ポイント・オブ・ノーリターン「オペラ座の怪人」:岡と聖子
♪つばさ:岡
♪きよし この夜:全員

残念なのは岡さんの歌の中では目新しいのが「つばさ」だけだったこと。他の曲は「どっかで聴いたよ〜!」と突っ込みたくなりました。「つばさ」は本田美奈子ちゃんの曲。曲途中の約30秒間のロングトーンが有名な曲。岡さんは半分くらいだったかしら?…短い。
そして、いつものようにファントムになったんですが、相手のクリスティーヌが聖子ちゃんというデュエットは初!それに恐らく、相手が20代女性…というのも初めてではないでしょうか?いつも同年代のおばちゃん相手に歌ってましたから。
シルビアは「彼を帰して」を歌ったのですが、MCでは「女性が歌うと意味が違っちゃう」「(私の)彼を帰して〜!」…って聞こえるね、と岡さんから…。でも英語でしっとりと歌ってくれました。
シルビアは「ワン・ナイト・オンリー」はエフィーのソロバージョンを歌ってくれました。しっとり聴くのも、タナボタのようなバージョンも似合う良い曲です。
マドンナ主演の映画「エビータ」を見て曲が好きになったという聖子ちゃん。「オペラ座の怪人」もそうでしたが、どちらも浅利慶太訳で歌ってました。聖子ちゃんも劇団四季のレパートリーの中で出演したいものもあるのでしょうか?
クリスマスシーズンのディナーショーというのは、それだけでワクワクしますね。来年も期待してます!