ルカス・ぺルマン&マジャーン・シャキ スペシャルライブ

年末に入ったこのライブのニュース!もしかしたら東京でも?と期待したけど結局大坂だけ。ということで行って来ました大坂へ。「ファントム」ではかなりショック(悪い意味の…)を受けたので、これで帳消しに!という思いが強かった…。
90分ほどのライブが終わり、笑顔でサインと握手。これで悪夢のような「ファントム」はなかったことに…。
出演はこのお二人のほかに、ピアノにLior Kretzer氏、ナビゲーターにオペラ演出家の高島勲さん。「DIVA2004」でUwe Kröger氏の通訳をしてるのを拝見してからは、すっかり通訳さんの印象のほうがが強くなってしまって…。
上手の端で、舞台の袖にあたるような席。ステージは観難いけど、LukasとMarjanの出入りに一番近い特等席。出を待つ彼らの表情が数十センチの距離に…。

♪Anything you can do - Annie Get your gun
オーストリアの民族衣装を着て登場。Lukasの足の細さに驚き、気にはなっていた足の短さが悪目立ち。このライブは「ミュージカルの旅」というコンセプトのようで、ミュージカルを紹介しながら進行。高島さんにもう少し演技力があれば・・・。良い演出家が良い俳優にはなれないか…。Marjanの声のハスキー度がちょっと強く、張りがないように聴こえた。対してLukasは絶好調のよう。

♪In der Straße wo du wohnst - My fair lady
Lukasがこの4月と5月にウィーンフォルクスオーパーで上演される「MY FAIR LADY」でFreddyを演じることになっていて、一足早くお披露目。ここでステージから降りてお着替えに…。

♪I don't know how to love him - Jesus Christ Superstar
Marjanがドレスに着替えて登場。歌い終わりにスーツに着替えたLukasが再登場して「”JESUS CHRIST SUPERSTAR”大好き」と。対して好きなミュージカルは「レ・ミゼラブル」と答えるMarjan。Lukasに「何か歌って・・・」とおねだり。

♪Dunkles Schweigen an den Tischen - Les Misérables

♪I dreamed a dream - Les Misérables
Marjanが日本語で披露。日本語の発音に関しては♪On My Own♪よりも練習不足な感は否めず。それでも日本のファンテーヌ役者よりもずっと上手く聴こえる。

♪Unehrlichkeiten - City of Angels
「City of Angels」なんてニコラス・ケイジの映画しか知らなかった。ミュージカルもあったのね。全曲の中で唯一知らない作品。ようつべで見たけど、歌ってるのはメタボなおじさんだった。乗りにくい曲だったわ。この曲を選んだ理由を聞きたかった。

♪Last night of the world - Miss Saigon
二人が向かい合ってデュエット。二人の声がミックスされるととっても美しいハーモニーになるのが不思議。歌い終わるとMarjanが猫のまねを。そして、続く曲の紹介へ。このあたりの進行がべただなぁ…。

♪Memory – Cats
Juliaが歌える。マグダラのマリアも歌える。クリザベラも歌える。若い役から娼婦役まで…。Marjanって本当に声色が豊富。この曲が終わるとウィーンミュージカルコンサートの宣伝。チケットの販売もあったし、結局、このライブは5月のコンサートのプロモーションなのだわ。

♪Balkon - Romeo & Julia
♪Liebe♪を歌わなかった…。もっとこの作品から歌って欲しかったかな。でも、階段の手すりをバルコニーに見立てて、小芝居も。ピアノにかがんで隠れてるLukasの背中が可愛かった。短足だからシャツがあがっちゃって…。

♪Was für ein grausames Leben - Mozart!
♪Dich kennen heißt dich lieben - Mozart!
Lukasは5月には♪Warum kannst du mich nicht lieben♪を歌ってくれたし、今回のデュエットもあって、もう、本公演に出られるのじゃないかしら。ちょっとワイルドさに欠けるかな?

♪I'm not that girl - Wicked
悲しい曲…。エルファバなら♪Defying Gravity♪と思ってけど、この選曲。意図は?

♪This is the moment - Jekyll & Hyde

♪When I look at you - The scarlet Pimpernel
宝塚星組公演では(遠野)あすかちゃんが歌うのかな?かなり難しそう。

♪Good bye morning
CDで聞き込んではいたけど、生で聴くと結構良い曲かも。世代的にノスタルジックに浸れるからかもしれないけど。

♪Autumn leaves
Eva Cassidyさんの曲だとか。ようつべで彼女が弾き語りで歌っているのを聴いたけど、Marjanの声をよりハスキーにした感じ。でも何となく似てる。この選曲の意図も知りたい。Marjanが個人的に好きだったのかな?

♪Endless love

♪Ich gehör nur mir & Der letzte Tanz & Schatten werden länger – Elisabeth
Marjanがエリザベートとトートの、Lukasがトートとルドルフのパートを担当。途中から日本語になったけど、ドイツ語のままのほうが良かったな。急に勢いがなくなったみたい。

アンコール
♪Ein Mädchen, das so lächeln kann - Tanz der Vampire
♪Written in the Stars – AIDA

二人でライブを4公演もできるようになるなんて、一年前には考えられなかった。「エリザベート」が再来日してくれないかなぁ…。

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