ミュージカル「CHICAGO」

1999年の来日版、2002年の映画版、そして、今回の翻訳版と3回目の「CHICAGO」。来日版とは演出が違いますよね?何だか、いちいちの説明がガラコンサートみたいな印象に。でも、指揮者さんの芝居っぷりは上手かったけど。彼が滑舌なんか悪かったら最悪だったでしょう。
ロキシー米倉涼子
初めて生で見ました。思っていたより小さい方で…。和央ようかが大き過ぎるのかな?確かにこの二人ならロキシーは彼女でしょうね。スタイルは良いし、メイクや衣装も似合ってて可愛かったわ。酷評されていた歌。全く期待していなかったので、それほど悪くはなかったような。マイクの力と、エコーの力で、もっと上手く演出してあげれば良かったのに。叫び系の歌い方をする和央ようかとは全くあわないデュエットだった。
ヴェルマ@和央ようか
う〜ん…?女じゃなかった。男役のままだった。それに下半身がまっすぐじゃないのが気になった。男役ではあんまり気を使わなかったのかな?膝が前に飛び出して曲がっているの。足を挙げても綺麗じゃない。それにスプリッツも汚らしい。髪型を工夫したら良かったかな?映画版のようなボブにしたら少しは印象が違ったかも。あとは衣装も。前はV字に開いていたほうが女性らしいのでは。歌は米倉に比べれば…程度だな。♪オール、ザーット、ジャーズー♪の歌い上げはもっと感動させてよ。
ビル@河村隆一
なぜ彼がキャスティングされたか分からなかったけど、芝居も歌も上々。ただ、顔が薄い。薄すぎて、2人の女に負けている。もっとメイクに工夫してもらえば良かった。これからミュージカルでも活躍してくれるかな?歌声が大澄賢也さんと似ているので、もしかしたらこの役は元々は大澄さんの役だったのかな?と思ってしまった。大澄が歌えなくて降ろされた、もしくは、ダンスキャプテン(振付助手)のために役を降りたとか…?河村のキャスティングが分からなくて必要ない想像をしてしまった。
フレッド@大澄賢也
上からの続きで、この役は黒須洋壬だったかな?な〜んて想像。彼はダンス場面ではあらゆるポジションにいて、芯になるときやそうでないときも。遠目にも彼のダンスは切れがあって目立っていた。
ママ・モートン@田中利花
もうちょっと迫力が欲しかった。映画のイメージが強すぎるのだ。
エイモス@金澤博
悪夢のような「ファントム」以来の金澤さん。エイモスがあってます。もう彼以外のエイモスが考えられないくらい。あんなにでっかいガタイの人が演じなくても良い役なんだけどね。
メアリー・サンシャイン@H.Masuyama
歌が上手い人なんだか下手な人なんだか良く分からなかった。こういう役者が演じる役なのだ。
アンサンブルから一人、黒須洋壬さん。
年を取ったからか?太ったからか?動きが重たいのだ。気になって仕方がなかった。裁判での場面は楽しませてもらったけど。

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