情熱のパソドブレ

おけぴ管理人さんの観劇日記のこのページを見てから気になっていた作品。当時は大阪のみの公演。今回、東京での再演が決まり、行って来ました。主演は2003年で宝塚を退団した椿火呂花さん(ゆうかちゃん)。退団後の初舞台。もう一人の主演が元OSKの寿依千さん(いっちゃん)。今は園田弥生の名前で活躍中です。ゆうかちゃんは本当に久しぶり。私の中では「傭兵ピエール」のラ・イールで止まってます。って、退団公演だから皆がこの役で止まってる訳だけど。そして、いっちゃんは「新・闇の貴公子」観ているんですが、OSK時代はほとんど記憶がなく、その後、2005年1月のタナボタ公演だったと思います。まだ寿依千の名前で出演していて、綺麗な人が入るなぁ…、お!OSK出身か!と思ったのが初めて。その後、アンサンブルで活躍していて、ブロードウェイガラコンサートでオーディションも受けてました。残念ながら選ばれなかったけど…。そして、和央ようかさんのコンサート、ミス・サイゴンですね。さらに、退団後初めてお顔を見られる立ともみさん。スタジオライフの大阪版という認識程度のアクサル。そのアクサルから出演の田渕法明君。気になるキャストが出ています。楽しみなストーリー。先の観劇日記の中でゆうかちゃんが「ボーイズラブ」と話していたので、ゆうかちゃんといっちゃん、そこに田渕君がからんだ三角関係?「トーマの心臓」っぽいのかな?と。
前置きが長くなりました。ということは、内容が…(?)だったということ。だって、全然ボーイズラブのどろどろしたところがないんだもの。ラストにエミリオ役のゆうかちゃんとラファエル役のいっちゃんのキスシーンがあったくらいで、そこまでの友情から愛情にむかう過程がよく分からないんだもの。ストーリーがいたってシンプル。ミゲル役の立ともみの言葉をそこまで守らなくても…。いちいちがじれったいストーリー展開でした。
ゆうかちゃんは良い意味でも、悪い意味でも、ラ・イールのままでした。芝居や歌に成長はありません。ただ、スタイルが良い。宙組時代は当時(今も?)大きい人が多かったから全然目立たなかったけど。芝居を観ながら、星組時代の新公で演じた「黄金のファラオ」のセイタハトも思い出しました。暗く喋る台詞の間が似てる。
いっちゃんはゆうかちゃんに比べて小さいのかな?そして顔も大きいみたい。首が短くて体が細いのでアンバランス。女優さんのときのほうが綺麗かも。もちろん、隣にゆうかちゃんが立ってるせいもあるけど。ただ、少年役ということもあってか、無理な男役声にしないため、聴きやすく、歌も芝居も男の子っぽい。
立さん。その声が聴けただけで嬉しい。孤児院の先生とミゲル先生が同一人物なのか芝居をみながら疑ったりもしましたが、単なる二役だったのですね。
もう一人の出演者ホセ役のチャーリーさん。芝居もダンスももう少し頑張っていただかないと…。
田渕君。喋るときのあの一生懸命な感じは演出?つばでも吐き出してそうな勢いで…。頭を傾けて喋るのは本人の癖?


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