死の泉

2001年の再演時に観ていないので、ずっと再演を希望していた作品。今回知ったのだが、原作は日本人(皆川博子)だった。だから小説では日本人が出てくるのだ。観劇の手引きとして<第二次世界大戦とドイツ情勢><関連用語集>のフライヤーを配っていたが、これがなかなか分かりやすい。
今回の観劇での一番のお楽しみ。ライフ公演の高根研一さんを観ること。今までのイメージとは違って、ショートカットの金髪。若い!少年役のほうが活躍するんで、いつ出てくるのかやきもきしてしまったけど…。最近、ライフ公演でなかなかお目にかかれなくなっているのに、外部出演もあるようで…。また、ご商売のほうもお忙しいのかしら?千歳烏山、一度訪ねてみたいですね。
2幕になってからのマルガレーテとクラウスの印象が違ったものになっていた。この時間の経過は、原作を知ることで埋めることができるが、原作を知らないと唐突ではないだろうか?
河内喜一朗氏が出演していなかったので、芝居で腰を折られることもなく、落ち着いて観劇できたことは○(マル)!

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