ドロウジー・シャペロン

毎度のことながらBroadway作品の情報源はTony賞。この作品もパフォーマンスで見て何だか懐かしい雰囲気の作品だなぁ…と思っていた。
休憩なしの1時間45分。くっだらない内容なんだけど、飽きることなくショーを楽しんだ。残念なのはマイクの音量がオーケストラに負けていて、せっかく歌えるキャストなのに詞が聞えないこともあった。特に序盤のほう。
今回の観劇の目的、Studio Lifeの夫婦コンビ(作品「夏の夜の夢」)でもある、石飛幸治林勇輔チェック!ただ、テツandトモとWキャストなんで期待はしてなかったけど。きっと知らない人が見たら、全然印象に残らないんじゃないか?
この作品、セットがBroadwayと同じかな?と思って、You Tubeで色々見たが、見た限りではセットだけでなく、衣装や演出も同じだった。宮本亜門が起用されたのは翻訳の際の日本語としての表現をどうするか?これだけのためなのか?
期待ゼロだった藤原紀香。ちょっと前に観た「CHICAGO」の米倉涼子並かな?くらいで観たが、これがなかなか。歌えるではないか!ダンスはようようだったが、この作品では十分。芝居も役が彼女にあっていたんで問題なし。マリリン・モンローみたいな金髪ボインのお馬鹿キャラなら他の舞台にも立って欲しい。しかも、Broadwayのジャネットよりも、Westendのジャネットよりも、スタイルも衣装の着こなしも綺麗だった。
ベテランキャストを揃え過ぎてて、それぞれの出番が物足りないものになってしまったのが残念だった。



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