この森で、天使はバスを降りた
ここのところのシアタークリエ作品は私の好みです。今日も涙、涙、また涙…で楽しませてもらいました。実はキャストだけではそれほど期待していた作品ではなかったんですけど。
パーシー＠大塚ちひろは「レベッカ」の｢わたし｣とは違って、ポップな音楽で難しそうな曲ばかり。出演者の中で一番歌に梃子摺ってるよう。他のキャストが上手すぎるということもあるけど。ハンナ＠剣幸とシェルビー＠土居裕子の歌には涙が止まらなくなりました。彼女らの歌う曲はシンプルで意味が伝わりやすい。ストーリー自体もシンプルだし、キャストそれぞれに感情移入しやすい。ジョー＠藤岡正明は今までのマリウス＠レ･ミゼラブル、クリス＠ミス･サイゴンの２枚目キャラとは違って、ちょっと弱いキャラ。ハンサムではない彼にはピッタリの役。むしろ、今までのキャラは彼には似合わなかったと思う。
今年の舞台の今のところのマイベストになってます。
