シラノ

一幕…。これってコメディ作品ですか?と思えるほどに笑いの多い芝居で驚き。まぁ、観ているほうとしては緊張が続かなくて良いのだけど…。鹿賀シラノは誰にもこの役はさせないつもりか!っていうほど、鹿賀色が強い。鹿賀さんの歌い方が苦手な人には絶対にお勧めできない。朝海ロクサーヌはファルセットが気持ち悪い。エリザベートからの進化はないのか!?台詞の声と歌の声とがコントロールできるようになれば…。もしかしたら演出かもしれないが…。浦井クリスチャンは美男で口下手…というのが似合ってる。空回り状態だったビリーよりもずっと良い。このメイン3人以外もとっても豪華。戸井勝海、光枝明彦、鈴木綜馬はもちろん、公式サイトには役名すら載らない、佐山陽規、林アキラ、守谷譲…などなど。照明が暗めで、長髪鬘に帽子のスタイルですから、誰が誰やら…。かな〜りお太り目だったり、かな〜りお年を召した方まで勢揃いのガスコン青年隊(今回は成年隊なのか?)もびっくりです。
ちなみに、「シラノ」は宝塚の「剣と恋と虹と」で知り、結構好きな作品で、舞台も映像も何度も観てました。そして、市村正親の「シラノ」。こちらは全く記憶に残ってないのです。そして、鹿賀丈史の「シラノ」。やっぱり、宝塚版に軍配だわ。今回の「シラノ」はかなり宝塚版を踏襲してるようにも思えた。


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