シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ

1995年10月4日調布グリーンホールで上演された「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」が私の音楽座初体験。同月の青山劇場「星の王子さま」、翌年の「マドモアゼル・モーツアルト」で残念なことに音楽座解散。その後も音楽座ミュージカルと銘打って作品は上演されていたものの、この「シャボン玉…」だけはいつまでも上演されず、今回の再演を心待ちにしていた。その理由の一つが「ブレンド」。音楽座を教えてくれた同僚と、職場で『ブレンドごっこ』をしてふざけていたものだった。(今回、ちょっと振りが変わっていたけど。)
会場となる赤坂ACTシアターは、少なくとも一階は満席だったのではないだろうか。年齢層も幅広く、さらに、通常のミュージカル公演ではお会いできないような、おじさまたちが多く驚いた。また、「シャボン玉…」を知らないであろう若者が、面白かったねぇ〜などと嬉しい感想を話している姿を見て、本当にこの再演が意味あるものだったと確信した。メインと気になったキャストを。
折口佳代@高野菜々
彼女はまだ二十歳だとか。体型のせいか、若さ溢れる…という印象ではなく、どっしりとした落ち着いた印象だった。むしろ、10年後のほうを老けさせ過ぎていたような。でも、透明感のある歌声(土居裕子さんに似てるよう)にうっとりしました。
安中淳也@三浦悠
「とってもゴースト」以来かな?歌がちょっと…というか、喉を傷めてるのかな?残念でした。
ピア@浜崎真美+テムキ@新木啓介
このお2人が音楽座に存在してくれていることに感謝!懐かしい!でも、悲しいことにそれだけ時間も経過しているわけで、容姿が…。
キャストは劇団四季出身者が多いのですね。特に秋本みな子さんと井田安寿さんは四季の舞台でよく観てたはず。東宝ミュージカルに出演されてた方も。この音楽座がもっともっと発展してくれることに期待。


人気ブログランキングへ