エリザベート
ソワレ公演を観劇。２列目センター上手側に舞風りら、その後ろ、３列目に牧瀬里穂、４列目に大沢あかね。何とも豪華な客席でした。３列目の下手には松あきらも！伊礼彼方も来ていたそうですが、残念！分りませんでした。２幕頭のルキーニのカメラには、恥ずかしがって、顔を手で隠し、立つように促されても中腰にしかならなかった舞風が収まりました。
宝塚版では雪→星→宙→花→月→雪→月…と７度目の上演。それぞれにウィーン版の変更などもあって、宝塚の演出も変更されましたが、思い入れのない月組の初演以降は変更点が全然分らなくなってます。まぁ、一公演一度は観ないと、エリザベート好きを公言できません…。というわけで今回も一回、どうしてもルドルフ＠明日海りお（宝塚での公演で一番ルドルフらしかったと言う評判を聞いたもので…）で観たくて今日を選びました。
全体に新人公演を観ているような印象でした。やはり、初っ端のルキーニ＠龍真咲が大きな一因。無理して発声してるのか台詞が聞き取れないし、表情（特に目）も無理してるみたい。そんなところが新公っぽい。ゾフィー＠城咲あいのお取り巻きのおじさまたちも酷い。シュヴァルツェンベルク＠星条海斗以外は低音が出ていないし、貫禄もない。なぜに専科さんを使わなかったのか！？ここも新公っぽいシーンになってしまった。アンサンブルも弱くて、何かが足りないと終始思わせてしまう内容でした。
トート＠瀬奈じゅん
安定していたと思います。メイクと照明が上手く相まって、妖しさが際立ってました。
エリザベート＠凪七瑠海
期待ゼロだっただけに、良い意味で裏切られました。歌は問題ないと思います。１幕より難しいかな？と思った２幕の芝居が悪くなかったのにも驚きです。１幕の結婚まではもっと若々しく弾けて演じてもらいたかったですけど。笑顔の記憶がないんです。
フランツ・ヨーゼフ＠霧矢大夢
う〜ん、残念。低音が響きません。もっと歌えると思っていたもので。フランツの歌のキーは低いですね。
ルイジ・ルキーニ＠龍真咲
なぜ彼女がこの役にキャスティングされたのか？未だ理解できません。この役は轟悠以外は成功者はいないのではないでしょうか？難しい役なのに、何でこんなミスキャスト…。
ルドルフ＠明日海りお
私好みのルドルフです！歌も悪くないですし、何よりビジュアルが美しい。彼女を選んで正解でしょう。
