The Musical「AIDA アイーダ」

瞳子ちゃんすごい!興奮して木村先生と握手しちゃいました。
作品としてはつまらないですね。やっぱり宝塚的人海戦術には意味があるのだと。セットも衣装もしょぼすぎて、特にアムネリス様の衣装は悲惨です。ただ、あの少人数でのコーラスの力強さは流石ですけれど。それと男性陣が上半身裸。みんな鍛えてますね。これは本物の男性の醍醐味ですね。あと、気になったのが、セット転換。センターでメインキャストが歌い上げ、舞台が真っ暗に。そして舞台転換…。まるで東宝演劇か新劇の舞台を観てるようです。
アイーダ安蘭けい
宝塚時代よりも高音が強く感じました。裏声と地声の差がなく聴き心地が良かった。ラダメスとの年齢差がどうなるかと思いましたが、姉さん風もこの芝居にはちょうど良いようです。
ラダメス@伊礼彼方
宝塚版の湖月わたると比べるとやはり若い。包容力がなく、姉さん女房風に見えてしまうのは仕方ないことか。湖月さんの癖のある歌い方とは違い、ストレートな歌い方は好感が持てるが、キーを外さない程度で、もう少しボイトレを。エリザベートのルドルフよりは安心していられます。
アモナスロ@沢木順
悪くはないのだけど、狂気的な面が強く出すぎてて、父と娘…の関係が良く分からない。ここは宝塚版の一樹千尋の芝居を模倣して欲しかった。
ファラオ@光枝明彦
芝居も歌も良かったのですが、やはりビジュアルが。ここも宝塚版の箙かおるくらいあやしくして欲しい。身体も細すぎるので、ちょっと弱いファラオ。神官役の林アキラと役を替えたほうが良かったのでは。
ウバルド@宮川浩
歌が上手い分、宝塚版の汐美真帆よりは軍配が。ただ、あの反抗的な態度とマッチョな身体で、なぜ囚われの身分でいるのか?と思ってしまう。まぁ、ストーリー的に最後にファラオを殺さないとダメなのだけど。
アムネリス@ANZA
若いし、歌も上手いし、宝塚版の檀れいよりも明らかにできる!人なんだけど、この役に限っては、あの半音ずれてるような歌の檀ちゃんのほうが存在感がありました。衣装のせいもあるのだけれどね。檀ちゃんがいかにこの作品のキーであったか良くわかりました。ANZAにも宝塚版の衣装を着せてあげれば、まだ王女様に見えたのに…。
アンサンブルでは陽色萌に注目!宝塚版の「王室に捧ぐ歌」で退団。そして、再び、アイーダの世界へ。エチオピア人からエジプト人になり、身分も大分上がったようで…。セクシー衣装も着こなして大車輪の活躍です。ちょっと昔のことを調べてみましたら、新公ではエジプトの女官役だったようです。それも!本公演では叶千佳と陽月華の超音痴コンビの役を、陽色萌と同様に歌の上手い仙堂花歩と演じたようです。新公の映像、見たくなりました。

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