スクリューボール・コメディ『ロシアン・ブルー』−魔女への鉄槌−/ラテン・ロマンチカ『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』

『ロシアン・ブルー』
スクリューボール・コメディ…って何かの公演でも謳っていたけど、宝塚では難しいのだわ。スピーディーな展開ができないし、まして、トップさんに朗々と歌う場面も作らないといけないわけで…。ぶちっ!ぶちっ!と芝居が途切れてしまうのが気になって仕方がない。キャストは皆、楽しませよう、楽しもう、という気持ちが溢れていて、観ていて気分が良くなる芝居ではありましたが。
RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
懐メロ…それも日本の歌謡曲が…。この選曲に何の意味が!?素直にラテンメロディーで突っ走ってもらったらもっと楽しめただろうに。ショーで客席が参加するポンポンも売られているが、バラバラでまとまっていないから本当にこれでキャストは楽しんでくれてる?と疑問に思ってしまった。
今回の公演で娘役トップになった愛原実花。寄り添う…のがまだ難しいのかな?デュエットダンスでも、ラストのポーズで水夏希の顔の前に手を伸ばしてしまったり、まだまだ勉強が必要ね。歌は調子が悪かったのかな?ファルセットの高音がカスカスで、キーが不安定。台詞を話す中音の地声が色っぽい声だったので、歌にも期待してしまったのだが…。


人気ブログランキングへ