ELISABETH Die wahre Geschichte der Sissi

お席はネットで購入。プリントアウトで発券できるので送料もかからず安心。1列目センターを選びました。
劇場は本当にサッカー場の近くでした。最寄り駅の案内にはサッカーボールが描かれてます。駅に着くと、ほぼ全員が劇場に向かうお客さんでしたので迷うことはなかったのですが、劇場を見てびっくり!まるでサーカスの劇場のようなテントでした。ここでエリザベート!?がっかり…。

ドイツのエリザベートは初めてでしたが、宝塚でいう全国ツアーみたいな舞台でした。ほとんどセットはなくてシンプル。映像を使うシーンが多かったです。舞台には迫りがなく、回り舞台が右から、左からの2重構造になってました。右上からのやすりは健在でしたけど。ウィーンから陸続きなのに、セットを運べなかったのかな?ドイツ公演はこんなものなのかな?…これなら梅芸のエリザベートのほうが良かったです。新宿コマ劇場でも良かったかも。ただ、キャストは楽しめました。来日公演の出演者が何人もいて、懐かしくなりました。
キャストについて…
エリザベート@ANNEMIEKE VAN DAM
お写真の姿は若々しく美しく見えたのですが、もしかしたら胴長短足?…ドレス姿、ウエストが異常に下のほうにあって、スタイルが悪く見えました。声は可愛らしかったのですが、♪ich gehör nur mir 私だけに のラストの高音が、裏声になってしまって。もしかしたらいつもこの歌い方なのかな?Mayaさんのようなピーン!とした緊張感ある高音ではなく、やんわりとした最後になってしまって、あらららら…?という感じ。
トート@OLIVER ARNO
ファンの方にはごめんなさい…。今回の観劇3演目の中で一番がっかりなメインキャストでした。Mate氏のトートを観慣れているせいもあるのですけれど、全然目立たない。衣装もシンプルなデザインなんで見失うこともしばしば。宝塚版はトートが主役なのでもちろん、そして、東宝版もトートも衣装だけは派手派手で、誰が見てもトートだとわかるのに…。こんなトートもありなのか…と驚きです。技術的に何かが悪いとか、そういう問題はないと思いますけれど。
ルキーニ@BRUNO GRASSINI
日本公演でのルキーニ。日本公演の軽やか〜なルキーニのままでした。ウィーンやドイツはこういう演出なのかもしれませんけれど。
フランツ・ヨーゼフ@MARKUS POL
日本公演からすっかりフランツ役者になられて…。しかもファーストキャストです。彼のフランツは最高です!次の役は何だろう?あの気さくなお兄ちゃんのまま、また日本に来て欲しい。
ゾフィー@CHRISTA WETTSTEIN
彼女も日本公演キャスト。楽屋出の気さくな彼女を思い出しました。発声の仕方が変わったのかな?ちょっと聴きづらくなっていました。もしかしたらおばあちゃんらしさを演出したのかしら?
ルドルフ@MARTIN MARKERT
彼を初めて観たのはフッセンのミュージカル「ルートヴィヒ2」のルートヴィヒの弟、オットーでした。印象的で、頭に残っていました。ルドルフのセカンドとして来日公演に参加されたときに素の彼を知り、若々しいハンサムさんで驚きました。ちょっとお目目が離れてます…。トートがちっちゃいので、彼のルドルフはちょっと合わないけれど、男っぽいルドルフで、Lukas君とは違った魅力です。
他にもアンサンブルで来日されていた方もいて、海外で見知った役者が出ているとそれだけで嬉しいものです。

ただ、本当に劇場が酷かった…。おトイレなんてもう外です。寒いったら…。




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