パイレート・クイーン

発表された時点で分っていましたが、メインキャストの年齢が高過ぎます。若作りも無理があります。メインキャストの生年月日を調べてみました。このキャストでラブストーリーだなんて…。

保坂知寿 1962年2月13日生まれ
山口祐一郎 1956年10月5日生まれ
今井清隆 1957年11月5日生まれ(←彼は保坂の父親役なので年齢は問題ないですね…)
涼風真世 1960年9月11日生まれ
石川禅 1964年6月22日生まれ
宮川浩 1964年1月28日生まれ

あまりにベテランさんばかりなので、過去の共演作品などが浮かんでしまって気になります。最近ファンになった方は気にならないのでしょうか?

内容は良かったです。歌とダンスは申し分ありません。ストーリーもシンプルで分りやすい。セットも船だけでシンプルなのに、大きな帝劇の舞台でも簡素に感じさせない。久しぶりにワクワクする大劇場の舞台に出会えました。メインキャストの歌唱力、誰一人ストレスを感じる人がいません。

グレイス@保坂知寿
帝国劇場デビュー!これでどっぷり東宝ミュージカルへ…。歌も芝居も申し分ないけど、やっぱり年齢が…。オペラグラスで見ちゃうと皺が…。

ティアナン@山口祐一郎
初っ端の高音、ビックリしました。歌も台詞も随分と喉を酷使されているようで…。強いですねぇ。相変わらずの手振りは誰も注意しないのでしょうか?手を下げて歌うことはできないのでしょうか?全キャストがちょこっとは踊るのに、彼だけは何か変なステップを踏んでました。全然踊れないのか?

エリザベス一世涼風真世
美しかったぁ…。オペラグラスでも皺がないのがはっきり。ドレス姿も素敵。あのソプラノの声量は素晴らしい。退団後は東宝ミュージカルで主演しても高音が弱かったのに、『エリザベート』を経てすごい成長!

ドゥブダラ@今井清隆
あの恰幅の良さがちょうど似合う役に巡りあったようで…。

ビンガム卿@石川禅
『レ・ミゼラブル』ジャベール、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』の教授の後(あと)から何か鼻に付く。演出なんだろうけど、演技が大袈裟すぎて…。

ダーナル@宮川浩
この役は美味しい役ですねぇ。結婚できたけどダメ夫…。一転して裏切って…。最後は死…。一番演じてて面白いだろうなぁ。

アンサンブルでは、ダーナルの父を演じた中山昇、イヴリーン役の荒木里佳が特別な役をもらっているようだけど、特に荒木さんの歌は感動的でした。


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