ミュージカル・プレイ『激情』−ホセとカルメン−/グラン・ファンタジー『BOLERO』−ある愛−

『激情』
初演ファンですから純粋に楽しめるとは思ってはいませんでしたが、宙組の本公演と新公の中間のような印象を持ちました。演出もちょっと変更があって、特にメロディーラインはかなり変更。一緒に口ずさめなくて…。ずんこの歌唱力あってのホセですから、柚希では仕方がないですね。でも、♪ジェラシー♪のあたりから芝居がぐん!と良くなって、吸い込まれるようでした。カルメン役の夢咲は花ちゃんよりも任でした。『あたい』の台詞がぴったり。あばずれ風なイメージもぴったり。ただ、背中の反りが甘い!ベッドシーンでのあの二つ折りにでもなるような反り返りがない…。メリメとガルシアには涼。メリメはすっきりしていて口跡よろしく説得力があるのですが、どうもガルシアは…。リーダー然としてなかった。夢乃聖夏はスタイルは良かったけど、歌が(湖月が決して歌えたわけではないけど)…。押しが弱い。妃咲も歌が弱い。大した役ではないと思ってたけど、やっぱり陵、遠野(新公)は上手かったのだわ。 ビジュアル一番の真風。レメンダート役は難しかったか。樹里ちゃんの歌と芝居は臭いものね。まだまだ真風は…。色々書いたけど、これを全ツで十分楽しめたのは否めない。
『BOLERO』
本公演ではダンスの内容ばかり気になってしまったけど、今回はストーリー的なところも楽しむことができて、それぞれのシーンの繋がりが良く分かりました。でも、リフトがない…。


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