東京宝塚劇場宙組千秋楽

とうとう千秋楽。8時に日比谷に到着したときにはすでに和央会の会服で埋めつくされていた。そんな中、日生劇場で集合した花總会は東宝劇場ではなく、日比谷公園へと向かった。その後、月丘会、夢会らも加わり入り待ちの待機。
日比谷公園にいると、以前、東京であった並びを思い出す。朝6時頃には霞ヶ関に集合。その後、日比谷公園の周囲をめぐるように列は続き、東宝劇場で抽選を引くのだ。姿月あさとさよなら公演の時には抽選を引くのが11時になった。発売時間が10時であるから、この時間に抽選を引いているのは確実に「外れ券」だろうと思いながら…。そんな、毎公演の行事もなくなり、とんとご無沙汰だった日比谷公園にこんな形で再び訪れるとは…。
そして、9時、和央会のガードの前に花總会が入り、花ちゃんの入りを待つ。すぐに花ちゃん登場。白いワンピースで、娘役の退団らしい。「晴れた〜!」と手を挙げて大喜びしている姿にこちらも元気になる。ただ、サンダルが白くなかったのはなぜだろう?ちょっと気になった。そして、花總会は撤収。再び日比谷公園へ。しばらく出のインフォメーションなどがあり解散。劇場前に向かうとちょうどたかこさんの入り。何も見えなかったが、三井ビルの前の一般ファンが道路にあふれていて、和央会のから「見えな〜い!」のクレームが。退団行事っぽくなってきた。
公演も無事に終了し、次は最後のパレード。
和央会が16時からスタンバイと聞いていたが、その通り、私が行った17時頃には一般ファンと和央会ファンとで、劇場前、日比谷シャンテ前はものすごい人、人、人…。花總会はシャンテ前のゴジラ像で集合し、他の退団する会と共に待機。そして、入りと同じく、たかこ会のガードの前に移動。織花、月丘、夢、毬穂、と退団者のパレード。そして、花總の登場である。にこにこした笑顔で出てきた花ちゃん。ちょうど、劇場楽屋口前から記者の写真撮影の場所まで並んでいた私たちに、三井ビル側のファンのいるほうへ「ちょっと向こうに行ってくるね」とばかりに手で合図してしばらくは後姿に…。戻ってきた花ちゃんはやはり笑顔。皆がいたから頑張れた、と繰り返し、はしゃいでいる花ちゃん。そんな姿に笑顔を見せたいけど涙も止まらず。朝の三井ビルの騒動も、和央会関係者でガードができていて、かなり整然としていた。これだけの人数をまとめた和央会のスタッフはやはりすごい。その後は撤収してゴジラの前へ。スタッフの挨拶の後、解散して、再び劇場へ。ちょうどたかこさんが出てきていて、最後は姿を見ることができた。和央会はその後、日比谷公園に集合して、会服を着たたかこさんと再び会えたのだそう。
花總会の解散式が9日に宝塚であるが、残念だが参加できないので、今日、こうして「花總会の私」…が終わった。