マリー・アントワネット

笹本玲奈@マルグリットバージョンの観劇。東京凱旋公演、ドイツでの上演決定、山口祐一郎カリオストロの新曲、と何かと話題(ごく一部ファンだけかな?)になっていますが、チケットは暴落。S席1階中程列の上手サブセンターのセンターより通路席を9000円で落札。席を選ばなければ今では半額にも…。
芝居も分かりやすくなっているとか。私には全然分からないのですけど。ただ、このキャストの歌ならどこに出しても恥ずかしくないのにな…と。最近のミュージカルの歌のレベルの低さが残念です。特にフジテレビ系のミュージカル。主演に歌えない人を使わないで!
今回の注目の新キャストのお二人。
鈴木綜馬@オルレアン公は歌が上手い!(皆が知ってますね。)高島政宏では何を言ってるのか分からなかった歌詞が良く分かること。ここまで狂気的な役を観たのが初めてだったからかなり新鮮。「エリザベート」では、フランツじゃなくて、ルキーニをして欲しい。
今拓哉@アクセル・フェルセンは、でっかい!強い!で、井上君とは全然違った役づくり。声質も全然違うから同じ役なのに別人みたい。宝塚「ベルサイユのばら」的には、フェルゼン編の熱いフェルゼンが今さんで、オスカル編やアンドレ編の影のうす〜いフェルゼンが井上君って感じ。熱いフェルゼンの登場で、フェルゼン、ルイ、マリーの3人が同等レベルの芝居をしてくれてて安定感があります。
新妻ヴァージョンもどうしようか迷っていましたが、今日、はっきり決めました。観なくて良いや。それより、ドイツ公演に行きたくなりました。でも、ブレーメンのどこで上演するのかしら?詳細を教えて欲しいこと。阪急で観劇ツアーを組むかしら?