サンリオピューロランド

「ピューロランド」初体験。「ディズニー」に比しての「サンリオ」のマイナーイメージに足が遠のき。それが、前作で、樹里咲穂さんが「くるみ割り人形」に参加されて、ちょっと気になりはじめ…。今回、 「ハローキティとオズの魔法の国」を観るために行って来ました。この作品は、作・演出の小池修一郎宝塚歌劇団)はじめ、音楽、衣装、振付に宝塚歌劇団のスタッフが参加。声優陣はさらに豪華に、市村正親林アキラ、佐山陽規、中山昇、ちあきしん(千秋慎)、池谷京子、家塚敦子、南海まり。このメンバーが集まるだけでも貴重な公演。
宝塚歌劇団がこれだけ関わっているのだから少しは想像はしていたが、宝塚的に芝居とショー(フィナーレ)があるのに驚き。ショーは完全に宝塚でしたし、ダニエル君の薄紫の燕尾衣装のキラキラに目が釘付け。あれは総スパンか?一緒に踊る男性ダンサーの衣装との違いに、宝塚的序列を感じ…。あの男性ダンサーお2人にも一言。もうちょっと濃いメイクをしてくれたら…。かなり浮いてる。このショーでは女性ダンサーのメイクがかなり宝塚的になってることもあり。キティにミミーという双子の妹がいることも初めて知り、ミミーがドレスで、キティが男役でパンツスタイルで羽根を背負って階段を降りて来たのにも驚き。その羽根もトップのように、丸い羽根に、カスケードが付いていて…。
芝居のことも少し。ストーリーは「オズの魔法使い」のように進むのに、ラストがもったいない。所謂、ドロシーがカンザスに帰ってからのシーンであるはずの、キティがお家に戻るシーンが…ない。幕に画像が映し出されるだけで、幕が開くとフィナーレに突入。何だか中途半端に終わってしまって、キティがちゃんとお家に帰れたのかも分らず…。もしかしたら、あれはキティの夢だったりして?


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