新春浅草歌舞伎

お年玉〈年始ご挨拶〉 片岡愛之助
一、奥州安達原(おうしゅうあだちがはら) 袖萩祭文
子役さんが可愛いかったぁ。彼女の芝居を観てウルウルしてしまって…。どう頑張って頂いても勘太郎君の女形は酷い…。声も潰れてるのかな?台詞もところどころ聴こえなくて。立役と二役だから仕方ないのだが、彼の女形は苦手…。七之助君が立派な立役を演じてます。線の細い印象が強くありましたが、すっかり男になってました。これは通しで観たい作品でした。きっとイヤホンガイドがなかったら意味が分らなかったでしょう。
二、猿翁十種の内 悪太郎(あくたろう)
楽しませてくれました亀治郎君。口跡の悪さは酔っ払いという設定では問題なく…。猿之助さんの名前も出ていて嬉しくなりました。猿之助さんとは繋がっているのですね。
今回、11年ぶりの新春浅草歌舞伎でした。新三之助が好きだったので、このメンバーへの変更が足を遠のかせていましたから。でも、勘太郎君、男女蔵さん…血のつながりを感じさせる演技には、ちょっと感動してしまいました。目を閉じるとお父様の姿が…。
観劇前はあまりの人手に、参堂すら歩けなかった浅草寺。帰りにはお参りができました。これができるのが浅草歌舞伎の良さですよね。



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